昨年の12月20日に開催された『ジョン・ケージ Living Room Music』以来3か月ぶりのヨ現は、
リレーショナル・アートを代表するアーティスト、リクリット・ティラヴァ-ニャを取り上げて、彼のおこなったパフォーマンスを和風アレンジで再現しました。
~リレーショナル・アートとは!?~
作品の内容や形式よりも、作品の制作過程で生じる周囲との接触関係を重んじる芸術作品。
1990年代に提唱されたリレーショナル・アートについては未だ議論や批評もあり、現代アートに慣れ親しんでない方にはハードル高めと思われましたが、みなさん真剣にメモを取りながら聞いておられました!
講義が終わったら、みんなで料理をして、食べて、会話をして、お花見という日本文化を通してひとときの『関係性』を楽しみました。
食べ物を囲むと、会話も弾みますね!
普段のクラスではなかな聞けないレンジ先生によるアートの話や、はじめて顔を合わせた人との会話などを楽しみました。
リレーショナル・アートを、アーティストとして、また鑑賞者として実践できる講座・・・という名のお花見会でしたが、参加した方が今後どこかで『リレーショナル・アート』に遭遇した時に自分の実践体験を持っているということで作品との関わり方が大きく違うだろうなと思いました。
さて、せっかく食べ散らかした宴の跡をそのまま放っておくはずもなく、ここから作品制作にとりかかることに!
食べ散らかしアートの巨匠ダニエル・スポエリの作品に倣って、「お花見の宴の跡」を作りました。
”Eaten by Marcel Duchamp” Daniel Spoerri 1964
「まだ食べ終わってないんですけど~」の声も何のその、「時間になりましたので」と、食べ残したものもそのままアートにしちゃいます!
食事のときに使ったトレーに、グルーガンで食器や食べ残しをくっつけます。
枝豆や包装紙、丸めた紙ナプキンなどをどう配置するか??
皆さん、アサリの殻やごはんつぶに悪戦苦闘したようです(笑)
このまま数日展示ですね...
どうなることでしょう!
ご参加ありがとうございました!
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返信削除美術素人というのは生徒さんでしょうか。
返信削除こんにちは。コメントありがとうございます。生徒さんには長年ルカノーズで美術を学んだり大学で美術史を学んだ方もいらっしゃいますので、皆さんが美術の知識がないわけではございません。この記事を書いた私本人がヨガ講師で美術素人であることから誤解を招く表現になりましたことをお詫びいたします。
削除ありがとうございました。
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