アートツアーレポート!
5/20(土)本日は六本木スタート。
中でも自分が楽しいと思ったのは、意外にも学生時代は苦手だった理科と算数。
ここ最近の仕事として、画材や素材や技法の歴史や特徴をひとつひとつ洗い出す作業をしながら制作する中で、
これまで文系一筋で来た自分が、今さらながら化学数学の分野に興味をもち、、
難解なのはムリだけども学び直したいなぁと思っていた矢先、
自分を掘り下げる切り口として、非常におもしろい展示でした。
★六本木ピラミデ
ペロタン東京:Gabriel Rico
WAKO WORKS OF ART:フィオナ・タン
SCAI PIRAMIDE:土屋信子「Stay as a wave」
オオタファインアーツ:嶋田美子「おまえが決めるな!」
★Complex665
シュウゴアーツ:三嶋りつ恵「祈りのかたち」
小山登美夫ギャラリー:小出ナオキ「イオニコニアン:生まれなかった王国の遺構」
ギャラリーが多数入った複合施設は、一気に様々な作品に触れられて毎度学びがすごいです。
切り口、見せ方、自己開示、コンセプトとは、そもそも作るとは、、などなど思考が巡り巡ってパンパンに。
本日スタートの小出ナオキさん個展。
ご本人とも久しぶりにお会いできて、とてもワクワクするひとときでした。
私もこんな風に自分の作品について楽しくそしてさりげなく深く語れるようになるといいのですけれど。
(、、、300年後かな^^;)
★N&A Art SITE 「ホルベイン・スカラシップ成果展2023」
「作家、コレクター、出展者から考えるアートフェア 〜Taipei Dangdai を中心に〜」
アートフェアを取り巻く状況の解説から、ギャラリーがアートフェアに出展するコストと、人脈やリサーチなどの意義などなど示唆に富む話題満載で、あっという間でした。
終了後の歓談タイムでも、主催者ホルベインのスタッフさんと画材談義、、作家~ギャラリー~コレクターまでを見通して画材を作っていきたいというメーカーさんの熱い想いに心打たれました。
、、、なんというか、全部くわしくは紹介できませんが、今日一日で巡ったすべてのイベントが、作品鑑賞の切り口、作家の視点、ギャラリストの視点、コレクターの視点、画材メーカーの視点、と、すべてがスパン!と一本の太い糸でつながっていて、とても心地よく有意義な一日だったのでした。
そんなわけで運動不足の引きこもり、たくさん歩いてへとへとのベスコンで食べたジビエが激ウマ


、、英気を養い、創作意欲、研究意欲がむくむくと湧いてきました。
絵画コース講師 金古 真紀
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