「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.2」受賞者展! 

みなさま、こんにちは!


2023年渋谷ヒカリエ8階CUBE1.2.3で開催された

「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.2」も無事終了いたしました。

参加された生徒さま、搬入、搬出、受付当番とお手伝いくださった方たちの皆さま誠にありがとうございました。😊

さて展覧会は終わりました、が、

この展覧会にはたくさんの審査員の方が審査シールを貼って下さいました。

審査員、ルカノーズ講師の皆さまが悩み抜いてシールを貼っております。

これで終わりというのももったいない気がしませんか😔

そこで新たな試みとして

「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.2」受賞者展!

を開催したいと思います。👏

各校舎の生徒さんの作品で部門賞、審査員賞のシールが貼られている作品を各校舎で展示したいと思います。

来年のモチベーションアップや来年は出品したいと思っている方の参考になればと思います。

展覧会は授業時間内に生徒さんたちの間で観て頂く予定です。
ブログでは主に審査員賞の作品を中心に紹介させて頂きます。

「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.2」受賞者展

会期:2023年10月3日(火)〜10月24日(火)

場所:ルカノーズ 目黒校 池袋校 立川校

時間:授業時間内にご鑑賞ください。

こどもくらすの受賞者展の記事はこちら⇩合わせてみてね!

https://ameblo.jp/lukanose-kids/entry-12822237044.html


絵画/ベーシック/日本画コース 受賞一覧

審査員賞
徳光健治審査員賞 /後藤真理さん(池袋校絵画コース)
★荒井伸佳審査員賞/石原聡子さん(池袋校絵画コース)
山内舞子審査員賞/石川洋希さん(目黒校絵画コース)
★小林明審査員賞/大屋友紀子さん (目黒校絵画コース)
★森下泰輔審査員賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★長久允審査員賞/久保沙織さん (目黒校絵画コース)
★吉村真審査員賞/千葉倫子さん(池袋校絵画コース)
★クレサンジャパン賞 (梅田東豊審査員賞)/池田麗人さん(目黒校ベーシックコース)
★村田真審査員賞/長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)
★加賀美令審査員賞/池子幸子さん(目黒校絵画コース)
★大川ふみ審査員賞/山田夏生さん (目黒校絵画コース)
★クリエイティブ・ジャングル審査員賞/ながのかおりさん (池袋校絵画コース)
★ターナー賞(北岡正明審査員賞)/大屋友紀子さん (目黒校絵画コース)
 
★三杉レンジ賞YURIさん(池袋校絵画コース)
★金古真紀賞Kanako Hiromoriさん(目黒校絵画コース)
★山内康嗣賞水野真子さん(池袋校絵画コース)
★渡邊香月賞Yoko Matsuuraさん(目黒校絵画コース)
★渡辺佑基賞長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)
★藤本若菜賞ナカジマミユキさん(池袋校絵画コース)
★肥沼義幸賞/杉江萌子さん(目黒校絵画コース)
★山口俊郎賞Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★河合正太郎賞/佐野楓さん(目黒校絵画コース)
★天野きよえ賞/池田麗人さん(目黒校ベーシックコース)
★棚橋賞越希代子さん(目黒校絵画コース)
★内村みちか水野真子さん(池袋校絵画コース)
★山田智英賞
岩田美月さん(目黒校絵画コース)
 
 部門賞
★徳光健治部門賞/水野真子さん(池袋校絵画コース)
★前川俊作部門賞/水野真子さん(池袋校絵画コース)
★東MAX部門賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★荒井伸佳部門賞/池子幸子さん(目黒校絵画コース)
★則武弥部門賞/関田春香さん (目黒校絵画コース)
★山内舞子部門賞/Kanako Hiromoriさん (目黒校絵画コース)
★飯田かずな部門賞/大桃大輔さん (目黒校ベーシックコース)
★小出ナオキ部門賞/畑山真智子さん (池袋校絵画コース)
★小林明部門賞/長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)
★森下泰輔部門賞/石川洋希さん(目黒校絵画コース)
★藤原さゆり部門賞/セイ ナオコさん (池袋校絵画コース)
★長久允部門賞/よしおかさん (池袋校絵画コース)・山下礼子さん (目黒校絵画コース)
★吉村真部門賞/久江渉さん(池袋校絵画コース)
★梅田東豊部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)
★村田真部門賞/杉江萌子さん(目黒校絵画コース)
★CATTLEYA TOKYO部門賞/石原聡子さん(池袋校絵画コース)
★池田昌弘部門賞/豊永浩子さん(立川校日本画コース)
★加賀美令部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)
★大川ふみ部門賞/久保沙織さん (目黒校絵画コース)
★クリエイティブ・ジャングル部門賞/Kanako Tomitaさん (目黒校絵画コース)
★北岡正明部門賞/norakittenさん (池袋校絵画コース)
★鈴木聡部門賞/関田春香さん (目黒校絵画コース)
 
三杉レンジ部門賞Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★山内康嗣部門賞松田眞理さん(目黒校絵画コース)
★鈴木詩織部門賞/柴田小百合さん(目黒校絵画コース)
★渡辺佑基部門賞斉知世子さん(池袋校絵画コース)
★堀口紗穂里部門賞権織音さん(池袋校絵画コース)
★松本咲音部門賞ファヴィエ由香里さん(池袋校絵画コース)
★道満和典部門賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★渡邊香月部門賞/池子幸子さん(目黒校絵画コース)
山口俊郎部門賞越希代子さん(目黒校絵画コース)
★柴田綾子部門賞/あきやま ゆみさん(目黒校絵画コース)
藤本若菜部門賞/石川洋希さん(目黒校絵画コース)
二宮千都子部門賞/Miwakoさん(目黒校絵画コース)
★金古真紀部門賞/久保沙織さん (目黒校絵画コース)
★江田美咲部門賞/久保沙織さん (目黒校絵画コース)
★内村みちか部門賞/ながのかおりさん (池袋校絵画コース)
★青木美乃部門賞/norakittenさん (池袋校絵画コース)
棚橋部門賞Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
★肥沼義幸部門賞/千葉倫子さん(池袋校絵画コース)
河合正太郎部門賞/千葉倫子さん(池袋校絵画コース)
★西口ようこ部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)
★天野きよえ部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)


 

徳光健治
株式会社タグボート代表取締役 
総合商社、外資系コンサルティングファーム、モバイルコンテンツ会社を経て、アジア最大級の現代アートのオンライン販売「@Gallery TAGBOAT」の運営に従事。日本の現代アート市場拡大のため、一般の方にも気軽に買える機会を作るべく奮闘中。特に若手アーティストがプロとして活躍できる環境作りに力を入れている。
タグボートWEBサイト:http://www.tagboat.com/

徳光健治審査員賞 / 後藤真理さん(池袋校絵画コース)



作者コメント
故郷の風景をベースにして描きました。最終段階でミスってしまい、提出日前日にほぼ全部やり直し状態になってしまい、なんやかんやでこの形に収まりました。エスキースとまるっきり違う仕上がりになりましたが、結果的に自己像が詰め込まれた一枚になったと思います。期限ギリギリまで頑張らせてくれた先生方、ありがとうございました。これからもルカノーズでたくさん学びたいと思います


★徳光健治部門賞水野真子さん(池袋校絵画コース)



前川俊作
現代アートコレクター
一流アーティストから若手作品まで自らの審美眼でコレクション!

★前川俊作部門賞/水野真子さん(池袋校絵画コース)


作者コメント
良くも悪くも他者から影響される自分を表現しました。描く過程でもすごく悩みながら、自分なりのやり方でやっとのこと形にすることが出来ました。難しかったけど、新しい発見もあり楽しめました。
 


 

東MAX

アートコレクター、EGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用の認定ファシリテ ーター、アートプラクティショナー、美術検定一級アートナビゲーター、対話型美術鑑賞、落語・歌舞伎・義太夫、尼崎の文具屋ABC三代目

情報番組の司会を始め、バラエティ・ラジオ・舞台などで活躍中。

東MAX部門賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)



作品コンセプト
プロンプトを考えていた時、浮かんできたのは曖昧で抽象的な言葉ばかりでした。
AIが描いた、魚のようで魚ではない生物。白黒ハッキリしないグレーな存在が、自分の内面のようで、その謎生物を主役にタイトルを「UMA(未確認生物)」としました。
ヒカリエ展感想
シールをいただいたのは初なのでとても嬉しかったです!ありがとうございました!



荒井伸佳

彫刻家、美術家、Flat River Gallery代表
東京造形大学造形学部美術学科2類卒業 
2023年「へいは」展  2019年「白と黒/Black&White」展などグループ展、個展多数

★荒井伸佳審査員賞/石原聡子さん(池袋校絵画コース)





★荒井伸佳部門賞/池子幸子さん(目黒校絵画コース)





「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_16012792.jpg
則武弥
多摩美術大学 統合デザイン学科、演劇舞踊デザイン学科 非常勤講師兼任
paperback代表/デザインディレクター
CI、VI、教科書のデザイン他、「典型プロジェクト」でのプロダクト開発、詩のデザインレーベル「oblaat」、「東京ピクニックラブ」で活動。グッドデザイン賞他受賞多数。


★則武弥部門賞/関田春香さん(目黒校絵画コース)



作者コメント
自分を構成する単語を思いつくままプロンプトに盛り込んでAIで画像を生成したところ混沌とした絵面になったので、どう生成画像のエッセンスを残して自己像を伝えるかの戦いになりました。


「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_16102103.jpg

山内 舞子

キュレーター

フリーランスのキュレーターとして企画・執筆・レクチャーやワークショップなどに従事。白鴎大学非常勤講師(2019-20)、女子美術大学非常勤講師(2020-21)千葉商科大学非常勤講師(2017-)・福井大学非常勤講師(2022後期-)、絵画教室ルカノーズ講師、「アートをキーワードに集う社会人サークル ART TRANSIT」ファシリテーター。VOCA推薦委員(2018-20)。美術評論家連盟会員、東京在住。近年の書籍監修に『教養として知っておきたい 名画BEST100』(永岡書店、2021)。

 https://ymaiko20.jimdofree.com/

★山内 舞子審査員賞/石川洋希さん(目黒校絵画コース)



作者コメント
華道には「花はいけたら人になる」(作品にはその人の感情や人柄が表れる)という言葉があります。自身の分身とも言えるいけばな作品を今回の展示テーマに合わせて、より進化させた作品にしました。
華道、デザイン、絵画。自分らしさのエッセンスを詰め込んだ作品を目指しました。


★山内 舞子部門賞/Kanako Hiromoriさん(目黒校絵画コース)




飯田かずな

フォトグラファー、アートディレクター

フォトショップでデジタル加工したビビッドかつキッチュな作風で広告・雑誌・写真集・CDジャケット・映画のアートディレクターなど、多方面で活躍中。

 

★飯田かずな部門賞/大桃大輔(目黒校ベーシックコース)





小出ナオキ

アーティスト

東京造形大学造形学部美術学科卒業
小山登美夫ギャラリーでの個展、フランス、アメリカ、韓国、中国など海外でのグループ展多数。
千葉県を拠点に活動中 FRPを使った作品 セラミックの立体 木彫 野焼きのオブジェ 杉の積み木作品、家族や比較的身近な対象に着眼してその対象との関係性を探る作品を制作、悩みを抱える子供たちとのコラボ作品制作などもおこなう。

★小出ナオキ部門賞/畑山真智子さん(池袋校絵画コース)




「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_16463013.jpg
小林明
アーティスト
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了2003 コバヤシ画廊 (個展)2011 ギャラリー零∞ (個展)2017 Kobayashi Studio (個展)個展・グループ展多数

★小林明審査員賞/大屋友紀子さん(目黒校絵画コース)



★小林明部門賞/長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)



作者コメント
A.I.による作品制作の対局として、手仕事を、テーマのアバターの起源として、DNAを選びました。
我が道を行く迷走作品になりましたが、ご指導いただきましたおかげで、なんとか完成しました。(まだ、未完成のような気もしていますが、、、)
ありがとうございました!




 
森下 泰輔
現代美術家 ノイズアーティスト 美術評論家 アートラボトーキョー代表


★森下 泰輔審査員賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)




★森下 泰輔部門賞/石川洋希さん(目黒校絵画コース)




 「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_09252140.jpg
藤原 さゆり
アートコーディネーター/アートディーラー/ 藤原羽田合同会社
銀座の画廊にて近代絵画を扱う後、ギャラリーを主宰。ロンドン大学バーベックカレッジアーツポリシー&マネジメント修士課程修了、ウエストミンスター大学アート&ヴィジュアルカルチャー修士課程修了。寺田倉庫アート事業の立ち上げの後、企業や行政のアートコーディネート、アート事業コンサルタントを行う藤原羽田合同会社を設立。企業や地方自治体などのアートプロデュース、コンサルティング、キュレーションなどアート事業全般を手がけている。


★藤原 さゆり部門賞/セイナオコさん(池袋校絵画コース)







「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_09260449.jpg
長久
映画監督、脚本家
代表作に『そうして私たちはプールに金魚を、』『WE ARE LITTLE ZOMBIES』などhttps://nagahisa.mystrikingly.com/

★長久 允審査員賞/久保沙織さん(目黒校絵画コース)




★長久 允部門賞/よしおかさん(池袋校絵画コース)


作者コンセプト
プロレスラーがピッチャーを振り回す勢いで球を投げ、プロレスラーのバッターが自分の腕をバットの替わりに球を打とうとしている光景です。
また、キャッチャーのマスクはそのマスクじゃないじゃん、審判はその服じゃないじゃん。
レフトポールをプロレスのリングの鉄柱に例えてプロレスラーがフライをキャッチしてます。
野球場の内野席と外野席のあいだはアルプス席と呼ばれていますのでアルプス山脈を描き、トンネル付きの鉄道を走らせてみました。
サードを守っているのは鉄道員です。もし鉄道員が野球の守備をしたら、鉄道だけにトンネルをしてしまいます。
三塁ベースを鉄道の駅に例えて、左はホームで右はレフト。三塁ベースそのものはホームで次はホーム?
セカンドを守るのは将棋の棋士。
「将棋を指す」と「盗塁したランナーを刺す」で「さす」つながりにしてみました。
野球を観戦していると、時々ランナーが挟まれるシーンを見ます。という訳で「はさみ将棋」に描いてみました。
野球の監督は選手を指揮する役割。
将棋の棋士は駒をどう使うか考える役割。
共通する部分があるので、ベンチには将棋の棋士が試合を指揮しています。

★長久 允部門賞/山下礼子さん(目黒校絵画コース)


作者コメント
自分の大切な物をモチーフにして、シャガールを意識して作品作りをしました。シャガールのような綺麗な青を表現するのに苦労しました。展示することで、色々なことが学べたように思います。経験も浅く、初めての展示で参加を迷いましたが、参加して良かったです。


「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0130395_09442510.jpg 
吉村 真
美術批評家
ピエール・ボナールの研究を専門としつつ、同時代アーティストとの共同企画やトーク、テキスト執筆もする。最近はピーター・ドイグ展のレビュー寄稿および図録のインタビュー翻訳、ゲルハルトリヒター展論文翻訳(東京国立近代美術館)をおこなった。
★吉村 真審査員賞/千葉倫子さん(池袋校絵画コース)



★吉村 真部門賞/久江渉さん(池袋校絵画コース)





梅田 東豊
日本を代表するキャンバスメーカー「クレサンジャパン株式会社」の代表取締役
https://www.claessens.jp/
★クレサンジャパン賞/梅田東豊審査員賞/池田麗人さん(目黒校絵画コース)


★梅田 東豊部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)


村田 真
美術ジャーナリスト、画家 
著書=『美術家になるには』『アートのみかた artscape1999-2009』ほか。
共編著=『社会とアートのえんむすび1996-2000 つなぎ手たちの実践』『いかに戦争は描かれたか』ほか。

★村田 真審査員賞長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)



★村田 真部門賞/杉江萌子さん(目黒校絵画コース)

「ひつじの皮をかぶった絵画教室」展 審査員の方々_d0358704_15360046.jpg 
CATTLEYA TOKYO
塩内浩二と白石舞によって設立されたクリエイティブコレクティブ。
ファッション・ミュージック・ビューティー、現代美術の領域に特化したスタイルでトータルでブランド構築・物語・デザインを提案。 論理的視座に基づくブランディング設計から着手し、応用美術としてのアートディレクション・デザイン・映像制作などのものづくりの活動を展開
https://cattleya-arts.com
また、既に認知されている世の中の日用品、身の回りにあるもの(A[起源]からZ[終焉]まで)を再定義してアート作品としてパッケージする覆面型プロジェクト「AtoZ MUSEUM®」の活動を2019年より開始。


★CATTLEYA TOKYO部門賞/石原聡子さん(池袋校絵画コース)






池田昌弘
建築家
1964-
MASAHIRO IKEDA Co.,Ltd主催 
国内外の建築作品により、さまざまな受賞歴があり、その作品は、ポンピドゥセンター(フランス国立近代美術館、パリ、フランス)にて、模型やコンセプトなど、永久保存されている。


★池田昌弘部門賞/豊永浩子さん(立川校日本画コース)


コメント
3月に立川校日本画コースを体験受講してすぐの制作でしたので初めての作品に受賞をいただき大変光栄です。
この作品は俵屋宗達、尾形光琳が描いた松島図からのオマージュで金箔の上にかつて通っていた写真教室の撮影ツアーで旅したカウアイ島の海の波や山の写真の風景を描きました。神秘のガーデンアイランドと呼ばれ、映画ジュラシックパークやリロ&スティッチの舞台になった雄大な自然が美しい島です。映画アバターの撮影地もカウアイ島だそうです。
金箔の上に墨や岩絵具、水干絵具で描く日本画の画材の扱いの難しさに苦労しながら楽しみながら挑戦しました。制作中に旅でフェリーに宿泊して海風や波を感じたり、京都にも訪れて老舗の日本画材屋さんで筆や絵具を購入しました。着彩を始めたくらいにコロナ に罹ってしまい教室に行けず、河合先生にLINEでアドバイスしていただいて自宅療養中に何とか描き上げました。



 
加賀美 令
元・オークション スペシャリスト
ルカノーズのオープンカレッジに講師として多数参加。
昨年5月には「SBIアートオークション下見会」にて、オークション出品作品の評価額やマーケットの仕組みについて解説しながら見学するオープンカレッジを行った。

★加賀美 令審査員賞/池子幸子さん(目黒校絵画コース)



★加賀美 令部門賞/後藤真理さん(池袋校絵画コース)


大川ふみ
公認心理師 / 臨床心理士 / 精神保健福祉士
目白大学大学院臨床心理学専攻博士課程前期修了。主に精神科医療領域にて心理臨床を行っている。専門分野は絵画療法および描画テスト。主な論文として「人物二人法の描画表現における対象関係論的検討」などがある。日本芸術療法学会評議員および芸術療法士。

★大川ふみ審査員賞/山田夏生さん(目黒校絵画コース)


★大川ふみ部門賞/久保沙織さん(目黒校絵画コース)



クリエイティブ・ジャングル
アーティストと起業家によるアーティストコレクティブ
創造的な社会を通じて、持続的なハピネスを実現すべく活動
https://about.creativejungle.co.jp/

★クリエイティブ・ジャングル審査員賞/ながのかおりさん(池袋校絵画コース)


 コメント
【コンセプト】
自分自身を「親から受け継いだもの」と「自分で手に入れたもの」でできていると考えました。
音楽家の両親から継いだものを「耳」、親から自立し自身の力で手に入れたものを「ピアス」に表しました。そして、幼少期の自分がシールを貼っているような気持ちで、画面全面に猫を描きました。
【使用画材】
アクリル絵の具、猫のシール部分はメディウム


★クリエイティブ・ジャングル部門賞/Kanako Tomitaさん(目黒校絵画コース)




 
笠原恵実子
アーティスト・多摩美術大学教授 
多摩美術大学大学院美術研究科修了後、1995年から2014年までニューヨークを拠点として活動。世界各地の国際展やグループ展に参加。
2000年から、世界85カ国にあるキリスト教会の献金箱を撮影した写真と、その記録を元に自ら作り出した彫刻作品で構成されるインスタレーション「Offering」を制作、グラーツ民族学博物館(オーストリア・グラーツ、2005)、ヨコハマトリエンナーレ2014で発表。
www.emikokasahara.com


★笠原恵実子部門賞/三浦啓徳さん(池袋校絵画コース)






北岡正明
ターナー色彩㈱東京アート課主任 
画材店、教材店を中心に営業歴34年。
美術系大学、画材店などで講習会多数。

★ターナー賞/北岡正明審査員賞/大屋友紀子さん(目黒校絵画コース)



★北岡正明部門賞/大塚園恵さん(池袋校絵画コース)




鈴木 聡
デザイナー
Webをメインに、名刺やロゴなど多岐にわたって制作。
つくって終わりではなく、つながったご縁を大切に新しい価値を築いていく。


★鈴木 聡部門賞/関田春香さん(目黒校絵画コース)






ルカノーズ講師陣の「審査員賞」発表!! 

★三杉レンジ賞 /YURIさん(池袋校絵画コース)





作者コメント
大好きなカルボナーラの材料を使ってキャラクターを作りました。国や地域によってパスタの種類や作り方が異なるカルボナーラのように、何処にいても本質は変えずともスパイスを受容できる人間であり続けたいです。



★金古真紀賞 / Kanako Hiromoriさん(目黒校絵画コース)














★山内康嗣賞 / 水野真子さん(池袋校絵画コース)

混沌とした苦悶の世界観の中で、心臓までも撃ち抜かれた少女の複雑な表情にとても惹きつけられました。

精神疾患を患った方が、それを悟られないように微笑むという「微笑みうつ」のような表情にも見えて、とても切なくも応援したくなる少女。

とても引力のある優れた作品だと思います。





★渡邊香月賞/Yoko Matsuuraさん(目黒校絵画コース)


★渡辺佑基賞 / 長谷川仁美さん(目黒校絵画コース)

●半透明な布越しに階層化された繊細な空間がとても魅力的でした。空間の問題は絵画における永遠のテーマともいえますが、長谷川さんならではの視点で提示された軽やかな空間は、批評性にも富み、とても考えさせられる作品だと思います。






★藤本若菜賞 /ナカジマ ミユキさん(池袋校絵画コース)

展示会場で視線を感じ、振り向くと睨みをきかせた猫がいた!題名を見て、なるほど!それで眉間にシワがよってるのか。。。つまみで食べたのかな⁈ウズラの卵の殻が渦巻いている。。。

そんな雰囲気を出しつつも、スッキリとした画面が観ていて心地よい。睨まれているのに、微笑ましく思えてくる。ずっと観ていたくなる作品でした。




作者コメント
背景には鶉(うずら)の卵殻を使ってみました。色々な模様があって面白いし、岩絵具とも相性が良いのでは、と思いましたが少し調べてみると、実は鶉一個体から産まれる卵の模様は全て同じものなのだそう。つまり、鶉は他の鶉と同じ模様の卵は産まない、自分だけの柄を持っているのです。
私もそうなりたい。私だけの柄を持ちたい、そう思いました。
この絵は、衣食足りて、好きな事をして生きているのに、何かまだ満たされない、本当の悦びはこれらではない、そんな私の気持ちをタイトルにも込めてみました。
身に余る評価を頂き、有難うございました。




★肥沼義幸賞/杉江萌子さん(目黒校絵画コース)

血の色で塗り込められた画面にぼんやりと浮かぶ、◯と△。抽象画かと思いタイトルを見て、あぁ自分ではこの作品は描けないなぁと思った。アバター(自己像)というプライベートなテーマから不思議なひろがりを感じられると同時に、手で描いた絵が持つシンプルな強度が感じられました。





山口俊郎賞/Sayoko Kaminoさん(目黒校絵画コース)
アイデア・構成力が素晴らしいと思いました。様々な要素、直線や大小の円、金魚などのイメージをコラージュ的に重ねています。それらの要素を絵の中心に向かって円を描く様に上手く集約させています。
今後の制作が楽しみ!もっと見たいと思わせていただけた一枚であります。また、家に飾りたい!と思う秀作だと思います。






河合正太郎賞/佐野楓さん(目黒校絵画コース)








★天野きよえ賞 / 池田麗人さん(目黒校ベーシックコース)







★棚橋賞/越希代子さん(目黒校絵画コース)







★内村みちか賞/水野真子さん(池袋校絵画コース)






★山田智英賞 / 岩田美月さん(目黒校絵画コース)



★受賞者の声

★山内康嗣部門賞 / 松田眞理さん(目黒校絵画コース)



作者コメント
気の赴くままに描き進めるうちに松果体を通して見ている私の中の「小さくて大きな私」が出現しました。タイトルは「松果体光」。まさかの受賞に驚いております。選んでいただきとても嬉しいです。ありがとうございます。

★鈴木詩織部門賞 / 柴田小百合さん(目黒校絵画コース)



作者コメント
ルカノーズで絵を学んでいると自分の世界がどんどん広がる気持ちがします。教室の先生方、生徒さんに影響を受け現在の自分と拡大していく自分を描きました。

★渡辺佑基部門賞 / 斉 知世子さん(池袋校絵画コース)



作者コメント
会場でこの蟹が男児にウケている所を偶然目撃したのですが、部門賞を貰ったのと同じくらい嬉しかったです。

コメント

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