【オープンカレッジ】2/12(月・祝振替)小出ナオキ先生講座『ボールペンで描くタロットカードの会(第1回)』プロローグ

小出ナオキ先生講座『ボールペンで描くタロットカードの会(第1回)』開催予告…小出先生のご紹介



みんな大好き、小出ナオキ先生

ルカノーズでもおなじみの、陶器オブジェ作家の小出ナオキ先生が
今回なんと、ボールペン画のタロットカード作りのワークショップを開催します!


今回はまず小出先生のご紹介と、2月12日開催講座の告知を…(詳細は追って発表いたします)

小出先生といえば、レンジ先生のご友人としてルカノーズではおなじみのアーティストですが、

仲良しか! それより作品、super big!

「小出ナオキ先生はじめまして♡」の方のために、ちょっとだけ小出先生のご紹介を。

ルカノーズ目黒校には去年購入した小出先生の作品があります!みなさんもうご覧になりましたか?


デデ~ン!!この存在感!

『小出ナオキは1968年愛知県生まれ。1992年に東京造形大学造形学部美術学科を卒業。主にFRP(合成樹脂)、セラミック、木などを用い、雲のお化けやドクロなど、異界のものたちや、自身とその家族を作品化している。(『美術手帖』ウェブサイトより)』

とありますように、いつもは陶器でかわいい異界生物を日々生み出しておられます。



小出先生、日常が、異界です



こちらではさらりと紹介されていますが小山登美夫ギャラリー所属作家で、海外でも評価の高い、リリー・フランキー似のすごい人なんです。wow!


異界への扉


そんな、『世界の小出ナオキ』ですが、

「どうやら小出先生はタロットカード好きが高じて、最近では窯で作品が焼きあがるのを待つ時間にお仲間と真夜中のタロット占いをしているらしい」という噂を聞きつけて…ルカノーズタロット部(そんなものあったっけ?)はもう、前のめりに!

「では、小出先生監修のもとみんなでルカノーズタロットを作ろうじゃないか!」

ということで、先生にこの講座の開催をお願いしたところ、
なんと、ご愛用のタロットカードご持参で、ルカノーズに遊びに来てくださいました!

快諾?これって快諾ですよね??

逆にこちらから真夜中のタロット占いに是非乱入させていただきたいところでしたが...(いつか乱入しますよ、もちろん。)



さて、ご来校いただいた小出先生、

ルカノーズ流おもてなしということで、まずはやっぱり絵を描かされております。笑。


ルカノーズで絵を描く小出先生





講評中。小出先生さすがのレベチ(失礼?!)




小出先生愛用のタロット…先生の世界観に通じる雰囲気♪




なぜにタロットカード?

さて、こうなったらもう、小出先生とタロットの関係が気になりますよね!

タロットについて年明け早々、単刀直入にインタビューさせていただきました。


【貴重! 2024年、年明けいきなりの小出ナオキ先生インタビュー】

天野(ルカノーズヨガ講師)「先生は、何故タロットの世界に足を踏み入れたのでしょうか?」

世界の小出「タロットが占える作家が信楽のレジデンスにいて毎晩占ってもらったのがタロットに興味を持ったきっかけです。」

天野「毎晩?例えば毎晩恋占いとかして、毎晩うまくいくとかいかないとか違うこと言われて右往左往しちゃいそうですが、毎晩何を占ってもらっていたのか気になり過ぎます(これ以上は何も問うでないぞ、我慢だ私!)いやでも、天野も時々ネット占いとか見に行きますが...占いって究極のストーリーテラーですよね!感動すら覚えます。」

世界の小出「その時見たのはマルイタロットカードで意味も絵柄もわからなかったけど、そこからつむぎ出されてくるストーリーがとてもおもしろくて、ただのカードから何でこんな言葉が生まれてくるのかめちゃくちゃ不思議でした。」

天野「そこがタロットの面白いところであり、醍醐味ですよね!」

世界の小出「それで面白くなって自分でも描いてみたいと思ったというのがきっかけです。」

天野「わかる~。でもね、そこで“描いちゃうぜ!”となるのが、アーティストですよね。私自身絵に関してはど素人ですが、いつかタロットカードの絵柄を全部描いてみたいという夢はあるんです。ただ、どうやったら描けるのか皆目わからないという状況です!

タロットと小出先生の世界観に触れて何が飛び出すか…参加されるみなさんの作風に新たな要素が加わるのが楽しみです。」

今回小出先生のタロット講座、本当に楽しみです!

突撃インタビューにお答えいただき、ありがとうございます!(涙)




小出先生のインスタより。一番下のオブジェはルカノーズ目黒校に!




ところでみなさんはタロットカードってどんなものかご存じですか?

『タロット(英:tarots [tǽrou] 、伊:tarocchi)、あるいはタロットカードは遊戯や占い(タロット占い)などに使用されるカードのこと。78枚1組がもっとも一般的で、その内訳はワンド、カップ、ソード、ペンタクルの4種類のスートごとにエース(1)から10までの数札、4枚のコートカードと呼ばれる札によって構成された56枚の小アルカナと、寓意画が描かれた22枚の大アルカナに分けられる(Wikipediaより)』


「占いに使う、トランプみたいなカード。」
「悪魔とかタワーとか、ちょっと怖いカードもあるよね。」
「正位置とか逆位置とかあって、難しそう。」
なんて声もちらほらと聞きますが、最近はたくさんの作家さんたちが描いた素敵な絵柄のカードがたくさん作られていて、眺めているだけでも楽しめます。

78枚ものカードを作らなくてはならないので、おそらくこの1回の講座では完結できません!

そう、『第1回』ということは、今後継続して制作を続けていずれはルカノーズオリジナルのタロットカードを完成させようという野望があるためです!

78枚!ぜひ完成させましょう!


今はよくわからなくても大丈夫。講座の中ではタロットについての解説もありますし、実際にカードを手に取って見ていただけます。



ボールペン画の魅力

今回作成するタロットカードは、ボールペンを使って描きます。
そういえば、リーガルパッド(黄色地のメモパッド)にボールペンのドローイングというお洒落なものが小出先生の作品にもありますね。

ボールペン画…手軽なのになかなかチャレンジしづらい分野ではないでしょうか?
繊細な線で細かいところまできれいに描けるボールペン画、チャレンジするチャンスです!

すでにボールペン画でいくつかのタロット図案を描かれている小出先生...美しい!


慈愛の女神、カップのクイーン。この優しい雰囲気・・・

カップのエース、愛こそすべて!のカード

ソードの3は究極の苦しみ...だけどここからは上昇しかない!



ボールペン画、描きたくないですか?
さらさらっと、カフェや旅先で(憧れすぎます)!

緻密画も、描けたら素敵ですよね。


ベースはパステルを使う予定です。参加者さんがそれぞれ個性的な絵を重ねてオリジナル感を出しつつ、最終的にはカードセット全体の統一感を保ち完成度を高めます。



パステルを使ってこのような絵を描く技術も学べます!


タロットカードの知識がなくても、素敵な作品ができるので安心して参加できる講座です。
年末年始を台湾で過ごされた小出先生の楽しいお土産話もとっても楽しみです。

タロットにご興味がない方も、その世界観を知っていくうちに想像力を高め、人生や自分の経験に対するストーリーを織りなしていく力がついていきます。
それがご自身のアート制作のインスピレーションになればと思います。


2月12日、ぜひ、お気軽にご参加ください!


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実はルカノーズ目黒校にも、Francesco Clementeの『The Tarots』というタロットカードの絵柄を描いた画集があるので、ご来校の際にはぜひ手に取って眺めてみてくださいね。




(ルカノーズ講師 天野きよえ)



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