こんにちは。事務DA員です。
先日絵画教室の事務員らしく、美術手帖(WEB版)のプレミアム会員に登録しました。
まっ、これくらいはね、ルカの事務員として当然ですとも
そしたらなんと、こんな抽選に当たってしまいました……!
「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」プライベート鑑賞ツアーご招待
【美術手帖ID会員限定】
3月11日(月)20組40名様をご招待
ヒュウヒュウ!
プライベートツアー…
ウェルカムドリンク…
なんて素敵な響き✨
場所は六本木の「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」
オフィス街のオアシスのような公園の中にあるモダンな建物。
いや、当たったはいいけど何の展示なんだ?
↓関連記事(美術手帖WEBサイト)
工芸作品の展示……工芸はレンジ先生からもあまり話を聞いたことがない。
しかしダニエル・ブラッシュというこの方は金属加工職人であり、宝飾職人、哲学者、エンジニア、画家、そして彫刻家という多面的な才能をもっているという。
事務員は大学で哲学の専門コースだったので、強く興味を惹かれます。
ヒヒ……
黒服のお兄さんが給仕してくれた……ひぃぃ
ダニエル・ブラッシュが何者か……
というのは、詳細かつ丁寧な記事がすでにあるので、そちらを^^
↓関連記事(美術手帖WEBサイト)
この記事では、ギャラリーでおロイヤルな体験をしたぞぉというプレミアム会員入りたてほやほやの事務員の感想をお楽しみください。へへっ…
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今回のツアー、フランスにあるジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」講師でヨーロッパ装飾美術を専門とする美術史家のマチルド・ロンドアンさんによる解説があるということで、翻訳機が一人ずつ配られました。すご~い
↑同じ作品!金属の表面を細かい線で削っていて、見る角度によって色や光方が全く違くなります。
館内は広くありませんが、程よく日の入る美しくシンプルな内装。コンクリむき出しでも温かみを感じる素敵なギャラリーです。
そんなギャラリーを彩る金属の工芸品たち。
まず最初にダニエル・ブラッシュの生い立ちや作品の変遷をたどります。
初期は、母親から贈られた古い能面からインスピレーションを受けた抽象絵画の連作。
ただ、彼は自分のイメージの中の日本を崩したくなかったらしく、生涯日本に訪れなかったそうです(^^;
モネというかゴッホを思い起こすようなストリーですね。
そんなお話が切れるのもプライベートツアーならでは。
大型の絵画や彫刻ではなく、宝飾品の研究にも没頭していきます。
えっ、作品めっちゃくちゃかわいい~~~
かわいいぃ!マチルダさんは「これは身に付ける装飾にはなりませんね」と仰っていたけれど、
かんざしにできそうと思った
青年期の欧州旅行の際に観たという「ビーズボウル」、ならぬ「ビートル ボウル」。
このつぶつぶはヨーロッパで幸せの象徴のテントウムシだそうです。
……本物じゃないよね…???
さらに話は続き、第二部では、今回の展示の副題にもなっている「モネ」との関連について。
「モネを巡る」って何でしょ?
横一列に並ぶ、小さな鉄の板。
わ!きらきらで綺麗!よく見ると小さいダイヤモンドもついてる💎
連作「モネについて考える」。スチールとダイヤモンドを使った作品です。
生涯戸外制作を続け、光の移ろいを表現したモネ。
代わりにダニエル・ブッシュは、生涯金属を見つめ、その輝きや変化を作品に落とし込めました。
プライベートツアーならではの質問タイムで、「マチルダさんの好きな作品はどれですか?」と…
「上海でも同じ展示を行った時、海の光が反射して輝いてとてもきれいでした。
ここは日の光が良く入るのですが、日中と夜の輝きの違いをぜひ見てほしいです」
とマチルダさん。
2回来なくてはですね……!
皆さんの自分のお気に入りを見つけるのもよいでしょう。
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ツアーが一通り終わった後、少し残られた方々が談笑しているのが見えました。
おそらく初対面の方ですが、こういった場で巡り合えて、お酒を飲んで自然と会話が生まれるのかも。
最近改名した、ルカノーズの「open-college-AO」も、そのように人との関係が自然とつながる会ですので、皆さんにぜひ参加してほしいなぁと思います。
なにはともあれ、すこしゴージャスな時間を過ごして満悦な事務員でした。
るんるん。
プレミアム会員、いいぞぉ。
※池袋校に置いてありましたこちらのイベントの冊子、どなたかお持ち帰りされた方がいましたら事務員にお声がけ下さ~い👋
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