「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.3」審査員賞発表!
「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.3」
2024年渋谷ヒカリエ8階CUBE1.2.3で開催された「ひつじの皮をかぶった絵画教室展vol.3」も無事終了いたしました。
参加された生徒さま、搬入、搬出、受付当番とお手伝いくださった方たちの皆さま誠にありがとうございました。😊
会期中には様々な美術関係の審査員の先生にお越しいただき審査をしていただきました。
今年の審査員賞の紹介をさせていただきます。
絵画/デッサン力プラス/日本画コース 受賞一覧
審査員賞
★徳光健治審査員賞
千 景 (目黒校)
作品コンセプト
2020年から24年までの4年間は、まるで1914年から30年代までの時代の"焼き直し"かもしれません。"コロナ"は"スペイン風邪"、"WW1"は"ウクライナ侵攻"、"中東情勢"の掛け合わせ。そして、今株価が安定せず、一部ではこれから"第二次世界恐慌"が始まるかもしれないともいわれています。そして世界恐慌の後、"WW2"が起きてしまいました、、このわずか4年間で1914年から30年代までの流れと気味の悪いくらい似ているんです。
この絵の題材になった映画は、"FREAKES"という1932年の映画です。見せ物小屋が舞台で役者たちも本物の見せ物小屋の芸人たちを使っていました。ですが、公開してすぐに上映禁止となり、映画監督はこの映画で"最後の一作"となりました。FREAKESのテーマは、"醜い見た目をした奇形者が怪物なのか?"それとも"醜い心を持った健常者こそが怪物なのか?"と観客に訴えかけるような内容でした。
改めて、このわずか4年間で疫病や戦争、超格差社会で数えきれないほどの命が犠牲となっていきました。挙句、SNSの誹謗中傷が原因で亡くなった方たちも少なくありません。でも、これらは現在進行形なのです。
だから、私は何が怪物かを定義するこの映画を絵画としてリバイバルさせたんです。
WW2から100年ほど経って今一度、何が怪物で何が怪物かを私たちは今一度考え直すときなのかもしれません。
★高橋紀子審査員賞
Art and Syrup plus・ディレクター
MOEKO SUGIE (目黒校)
「ルックアップ」
作品コンセプト
「最後の1枚」を考えたときに思い出したのは、グラフィックデザイナー葛西 薫さんのポスター「ヒロシマ・アピールズ2013」でした。黒一色で描かれており、少年が上を見上げているモチーフです。この作品が並んだ展示は思わず上を向いてしまう、そんな感覚に訴えかける印象的なポスターです。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
★あづまっくす審査員賞
アートコレクター、EGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用の認定ファシリテ ーター、アートプラクティショナー、美術検定一級アートナビゲーター、対話型美術鑑賞、落語・歌舞伎・義太夫、尼崎の文具屋ABC三代目
アートコレクター、EGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用の認定ファシリテ ーター、アートプラクティショナー、美術検定一級アートナビゲーター、対話型美術鑑賞、落語・歌舞伎・義太夫、尼崎の文具屋ABC三代目
Yumiko Shimada (目黒校)
「TERMINAL」
作品コンセプト
出発と終着。または新たな場所に向かうための分岐点後藤 久美子(池袋校)
絵が上手くなったら描こうとずっと思っていた人を、最期の1枚ということで、今描くしかなくなりました。でも今取り組んでいるのは抽象画の実験なので、その人をぬりつぶして、抽象画を描きました。
★則武弥審査員賞
多摩美術大学 統合デザイン学科/演劇舞踊デザイン学科 非常勤講師兼任、paperback代表/デザインディレクター
多摩美術大学 統合デザイン学科/演劇舞踊デザイン学科 非常勤講師兼任、paperback代表/デザインディレクター

MOEKO SUGIE(目黒校)
「ルックアップ」
作品コンセプト
「最後の1枚」を考えたときに思い出したのは、グラフィックデザイナー葛西 薫さんのポスター「ヒロシマ・アピールズ2013」でした。黒一色で描かれており、少年が上を見上げているモチーフです。この作品が並んだ展示は思わず上を向いてしまう、そんな感覚に訴えかける印象的なポスターです。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
「VUCA」
作品コンセプト
最後の絵となると、やはりこれまでの人生を振り返らざるを得ない。足元の世界経済は先行き不透明。縦の線は株価チャートのローソク足、5日線、25日線の色も混ぜ込んでいます。長く金融に関わる仕事をしてきましたが、経済動向に日々踊らされてなんと虚しく忙しないのだろう。スマホで観ると見え方が違うのでぜひ試してみてください。

★森下泰輔審査員賞
現代美術家、ノイズアーティスト、美術評論家、アートラボトーキョー代表
望月咲甫(目黒校)
「VUCA」
作品コンセプト
最後の絵となると、やはりこれまでの人生を振り返らざるを得ない。足元の世界経済は先行き不透明。縦の線は株価チャートのローソク足、5日線、25日線の色も混ぜ込んでいます。長く金融に関わる仕事をしてきましたが、経済動向に日々踊らされてなんと虚しく忙しないのだろう。スマホで観ると見え方が違うのでぜひ試してみてください。

★クレサンジャパン賞 (梅田東豊審査員賞)
クレサンジャパン株式会社 代表取締役
芹澤 久美子(目黒校)
「最後のポートレート」
作品コンセプト
今回のテーマを前にして、私が先ず考えたのは
今まで考えもしなかったことをするということでした。私は昔から写真を撮られるのが嫌いでした。なので、自分の顔を描こうなんて考えたこともありませんでした。『最後』という特別なシチュエーションがないと思いつかなかったことが『自画像を描く』ことでした。今後、私が能動的に自画像を描くことはないと思います。
そういう思いから付けたタイトルが
『最後のポートレート』です。
今まで考えもしなかったことをするということでした。私は昔から写真を撮られるのが嫌いでした。なので、自分の顔を描こうなんて考えたこともありませんでした。『最後』という特別なシチュエーションがないと思いつかなかったことが『自画像を描く』ことでした。今後、私が能動的に自画像を描くことはないと思います。
そういう思いから付けたタイトルが
『最後のポートレート』です。

★村田真審査員賞
美術ジャーナリスト、画家
長谷川 仁美(目黒校)
作品コンセプト
30年以上、天然石を使ったアクセサリーのデザイン、制作を続けています。
天然石に惹かれたのは、私たちホモ・サピエンスが現れるずっと前から存在し、いなくなってからも存在し続けるであろう、地球の象徴のようなものだから。美しい石たちには古くは旧石器時代から、人の手によって加工され、愛でられてきた歴史もあります。そんな天然石をひとつひとつ、レースの生地につなぎとめました。
それぞれの石に過去の記憶をこめて。ふとした時によぎるたくさんの記憶。
幸せな記憶、悲しい記憶、懐かしい思い、大きな後悔、出会った人たち、訪れた場所、本当は存在していないかもしれない記憶。
そんな個人的な記憶から、DNAに刻まれている太古からの記憶。
今の記憶が最後だとしたら、最後は常に現在進行形。
天然石に惹かれたのは、私たちホモ・サピエンスが現れるずっと前から存在し、いなくなってからも存在し続けるであろう、地球の象徴のようなものだから。美しい石たちには古くは旧石器時代から、人の手によって加工され、愛でられてきた歴史もあります。そんな天然石をひとつひとつ、レースの生地につなぎとめました。
それぞれの石に過去の記憶をこめて。ふとした時によぎるたくさんの記憶。
幸せな記憶、悲しい記憶、懐かしい思い、大きな後悔、出会った人たち、訪れた場所、本当は存在していないかもしれない記憶。
そんな個人的な記憶から、DNAに刻まれている太古からの記憶。
今の記憶が最後だとしたら、最後は常に現在進行形。
作品コンセプト
最後には魂だけになるのだと思う
死の深い黒と再生の道明なBlue
あまり形の無い真っ白な無垢な魂は、魂のイメージ
再生への旅が始まる
タロットカードの死神は、一見怖いが再生のカード。また生まれ変わるカードなのだ
震災で辛い思いの方々がまた元気になるように
辛い思いの方々が癒されるように
また再生するように願いを込めて
名前に色が入っているとテーマカラーとなるし、入れたくなるのだがあまりに強い色
ルカノーズの最初の作品が最後の一枚
少し皮肉で、すごく素敵
死の深い黒と再生の道明なBlue
あまり形の無い真っ白な無垢な魂は、魂のイメージ
再生への旅が始まる
タロットカードの死神は、一見怖いが再生のカード。また生まれ変わるカードなのだ
震災で辛い思いの方々がまた元気になるように
辛い思いの方々が癒されるように
また再生するように願いを込めて
名前に色が入っているとテーマカラーとなるし、入れたくなるのだがあまりに強い色
ルカノーズの最初の作品が最後の一枚
少し皮肉で、すごく素敵

★吉村真審査員賞
美術批評家
佐久間 咲良(目黒校)
アーティスト、多摩美術大学教授
MOEKO SUGIE(目黒校)
「ルックアップ」
作品コンセプト
「最後の1枚」を考えたときに思い出したのは、グラフィックデザイナー葛西 薫さんのポスター「ヒロシマ・アピールズ2013」でした。黒一色で描かれており、少年が上を見上げているモチーフです。この作品が並んだ展示は思わず上を向いてしまう、そんな感覚に訴えかける印象的なポスターです。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
今わたしが「最後の1枚」を描くということは、両親より先に旅立つということだと想像しました。とてもとても悲しむと思います。それでも前を向いて楽しんで生きてほしいと思います。人は上を向いて落ち込むことはできないそうです。なので物理的に、感覚的に上を向く作品を作ろうと思いました。
目や↑など何が1番上を向いてしまうモチーフか考えていたところ、上を指差している造形にあたたかさを感じ、意図に合ってるんじゃないかと思いました。そのまま作っても面白くないので、土台を発泡スチロールにして、形を変えようと挑戦しています。上を指差しているように見えるような見えないような造形を探っている最中でこのキャプションを書いています。
さて、どんな作品になったでしょうか。
作品コンセプト
25年前、家族でバスを乗り継いで、冒険と称して行った家族旅行(沖縄名護市にある、ひんぶんがじゅまる)。
あの頃の子どもの年が、ちょうど今の孫たちの10歳~5歳くらい。
双子のちびも、今年8月で30歳。
ちびたちが持ってる風船がその後、空に飛んで行ってしまったエピソードも。。
その双子も今や父親、母親。
人生ってあっという間。☺️
今しか出来ないことをやることの大切さ、あの頃しか出来なかった掛替えのない思い出。
あの頃の子どもの年が、ちょうど今の孫たちの10歳~5歳くらい。
双子のちびも、今年8月で30歳。
ちびたちが持ってる風船がその後、空に飛んで行ってしまったエピソードも。。
その双子も今や父親、母親。
人生ってあっという間。☺️
今しか出来ないことをやることの大切さ、あの頃しか出来なかった掛替えのない思い出。
作品コンセプト
悲しい絵にはしたくなかった。
胸が弾むような、Happyな気持ちになる絵にしたかった。そこで「終わりがあるからこそ、始まりがある。」ということに着目した。
何かが終わることは悲しいことに思えるが、実はそこには無限大の可能性が潜んでいることも示す。
1日の「始まり」に、私が毎日行っているヨガの絵を描くことにした。ヨガには1日の始まりを象徴する太陽を礼拝するポーズ「太陽礼拝」というものがあり、それからインスピレーションを受けた。
これは私の1日の始まりを象徴する絵でもある。
タイトル「スーリヤ」は、サンスクリット語で「太陽」を意味する。
いつか必ず太陽が昇ることを忘れないように。
胸が弾むような、Happyな気持ちになる絵にしたかった。そこで「終わりがあるからこそ、始まりがある。」ということに着目した。
何かが終わることは悲しいことに思えるが、実はそこには無限大の可能性が潜んでいることも示す。
1日の「始まり」に、私が毎日行っているヨガの絵を描くことにした。ヨガには1日の始まりを象徴する太陽を礼拝するポーズ「太陽礼拝」というものがあり、それからインスピレーションを受けた。
これは私の1日の始まりを象徴する絵でもある。
タイトル「スーリヤ」は、サンスクリット語で「太陽」を意味する。
いつか必ず太陽が昇ることを忘れないように。
★s+arts山本斐沙、山本知青審査員賞
「鬱陶しいほどの小言」
作品コンセプト
現在、高校生の娘が小学生の時。仕事で家を空ける事が増えました。学校から戻った時に1人にしている状態が心配で毎回、注意事項をメモに残していました。口頭で伝えても「そんなこと言われたっけ?」とすっとぼける事が多いので長々としたメモはずっと続きました。ちゃんと読んでもらえるように簡単なイラストを描き添えて工夫しました。
メモは子供を心配する心情の表れでした。「最後」と聞いて真っ先に浮かぶのは娘のことです。心配性は最後の最後まで治ることはないのでしょう。気持ちは小言となり、娘にしてみれば鬱陶しい事この上ないのは分かっていながらもやめることが出来ません。最後まで漏らしてしまうであろう小言をメモパッドをモチーフに鬱陶しく表現しました。
メモは子供を心配する心情の表れでした。「最後」と聞いて真っ先に浮かぶのは娘のことです。心配性は最後の最後まで治ることはないのでしょう。気持ちは小言となり、娘にしてみれば鬱陶しい事この上ないのは分かっていながらもやめることが出来ません。最後まで漏らしてしまうであろう小言をメモパッドをモチーフに鬱陶しく表現しました。
作品コンセプト
いつか私の命が尽きるとき、その肉体は遺されたものが始末をつけてくれるだろう。
私は焼かれて灰になり、小さな欠片が残る。
では、心は。 私の心は。
私の中に棲んでいる小さな白い小鳥。
その白い羽が汚されないように、固く翼を閉じて、囀ることもせず、ただじっと身を潜めている臆病なあの子。
私という容れ物を失くしたあの子は何処に行くのだろう。
私と一緒にあの子も朽ちて果てるのか。
それとも私を探して鳴きながら、あてもなく永遠に彷徨い続けるのか。
それならば、私の手で埋めてあげよう。
生まれた日と同じように雪の中に。
あの子がここにいたことを知っているのは私だけだから。
私は焼かれて灰になり、小さな欠片が残る。
では、心は。 私の心は。
私の中に棲んでいる小さな白い小鳥。
その白い羽が汚されないように、固く翼を閉じて、囀ることもせず、ただじっと身を潜めている臆病なあの子。
私という容れ物を失くしたあの子は何処に行くのだろう。
私と一緒にあの子も朽ちて果てるのか。
それとも私を探して鳴きながら、あてもなく永遠に彷徨い続けるのか。
それならば、私の手で埋めてあげよう。
生まれた日と同じように雪の中に。
あの子がここにいたことを知っているのは私だけだから。
「よるべなみ 身こそ遠くへ へだてつれ 心は君が影になりにき」
作品コンセプト
よるべなみ 身こそ遠くへ へだてつれ
心は君が影になりにき
よみびとしらず
アメリカのプログラミングの女王グレース・ホッパー。1940年 代に活躍したプログラマーの草分け的存在である。
ある日彼女が勤務中、突然コンピュータが作動しなくなった。彼女 はその回路の中に蛾が挟まっているのを発見し、取り出したところ 正常に戻った。彼女は「世界で初めて生きた虫が原因で起きたバグ 」として蛾を日誌に貼り、記録を残した。このエピソードが「 バグ」という言葉を広めたといわれている。
テクノロジーが飛躍的に発展した今日の世界。
SDGsと謳いながらジェノサイドが起き、地球温暖化を叫びなが ら森林を破壊して都市開発をする。
本能のまま光に誘われコンピュータに飛び込み死ぬ蛾の姿は現代の メタファーだ。
恋をするように私達は止められない。
心は君が影になりにき
よみびとしらず
アメリカのプログラミングの女王グレース・ホッパー。1940年
ある日彼女が勤務中、突然コンピュータが作動しなくなった。彼女
テクノロジーが飛躍的に発展した今日の世界。
SDGsと謳いながらジェノサイドが起き、地球温暖化を叫びなが
本能のまま光に誘われコンピュータに飛び込み死ぬ蛾の姿は現代の
恋をするように私達は止められない。
作品コンセプト
最後の一枚。
壮大なテーマ。
きっと最後に脳内で想う情景を描いてみました。もしくはこんな風景を脳内で描きならがら最後を迎えられたらと描きました。
生と死の間、どんな世界なのでしょうか。
小川の向こうに花畑はあるのでしょうか。
壮大なテーマ。
きっと最後に脳内で想う情景を描いてみました。もしくはこんな風景を脳内で描きならがら最後を迎えられたらと描きました。
生と死の間、どんな世界なのでしょうか。
小川の向こうに花畑はあるのでしょうか。
作品コンセプト
後世に大きな影響を残したアーティストは27歳で死んでしまうことが多い。「27 CLUB」という言葉があります。ジミ・ヘンドリックス、バスキア、カート・コバーンなどがその一員です。もし僕が今年27歳で死んだならば、その時の最後の作品は何だろう?
死ぬ間際の人間は何をするのでしょうか?自分の墓をデザインする、遺書を書く、生きてきた記録を整理する。最後に死を持って人に自分という記憶の断片を残す。これを僕は最後の絵として表現したいと考えました。
僕は半年間、この展覧会のためにクロッキー帳に絵を描いてきました。今回の作品の着想の発端はそこからでした。それらを1つの作品と捉え、そこから絵を抜き出し切り貼りしました。自身の最後の絵をデザインし、日々の作品を整理、最後に絵を人にみせ、僕を人の記憶に残す。これが僕の最後の絵です。「MICRO」な記憶(クロッキー帳)を再構築することで「macro」な自分(キャンバス)を作品の中に閉じ込めました。
死ぬ間際の人間は何をするのでしょうか?自分の墓をデザインする、遺書を書く、生きてきた記録を整理する。最後に死を持って人に自分という記憶の断片を残す。これを僕は最後の絵として表現したいと考えました。
僕は半年間、この展覧会のためにクロッキー帳に絵を描いてきました。今回の作品の着想の発端はそこからでした。それらを1つの作品と捉え、そこから絵を抜き出し切り貼りしました。自身の最後の絵をデザインし、日々の作品を整理、最後に絵を人にみせ、僕を人の記憶に残す。これが僕の最後の絵です。「MICRO」な記憶(クロッキー帳)を再構築することで「macro」な自分(キャンバス)を作品の中に閉じ込めました。
作品コンセプト
夏の夜に蝉の羽化する瞬間によく遭遇して美しくて見惚れて観察したり、踏まれそうな幼生を葉や枝を使って少しだけ手伝ってしまったりするくらい愛着のある生き物のひとつで、この夏もたくさん蝉の生き死にを目の当たりにしたタイミングだったので描くものに選びました。
毎年一瞬一瞬の生き様を見守りながら、今を死に向かいながら生きている日々は蝉もどの人もどの生きるものも当たり前だけどみんな同じだなと感じて、終わってまたはじまってゆく死生巡る時の命耀く瞬間を蝉と自身を重ねて描き現したかったです。
仏教用語としての刹那「人を含む世の中のすべてが、その短い時間のなかで生死や物事も含めて千変万化していること」というのがとても描きたいイメージで、刹那の瞬間のなかで人間の意識が生成と消滅を繰り返すというところもまさにです。
あ、それとこれは
私最後の日の描きながらプレイリスト(2024)です。
1.クリープハイプ サウジアラビア
2.THE BLUE HEARTS 電光石火
3.リーガルリリー ぶらんこ
4.羊文学 光るとき
5.小林私 火星ソーダ
6.宇多田ヒカル Gold〜また逢う日まで〜
7.七尾旅人 迷子犬を探して
8.GLIM SPANKY The Flowers
9.クリープハイプ 風にふかれて
10.UA 水色
毎年一瞬一瞬の生き様を見守りながら、今を死に向かいながら生きている日々は蝉もどの人もどの生きるものも当たり前だけどみんな同じだなと感じて、終わってまたはじまってゆく死生巡る時の命耀く瞬間を蝉と自身を重ねて描き現したかったです。
仏教用語としての刹那「人を含む世の中のすべてが、その短い時間のなかで生死や物事も含めて千変万化していること」というのがとても描きたいイメージで、刹那の瞬間のなかで人間の意識が生成と消滅を繰り返すというところもまさにです。
あ、それとこれは
私最後の日の描きながらプレイリスト(2024)です。
1.クリープハイプ サウジアラビア
2.THE BLUE HEARTS 電光石火
3.リーガルリリー ぶらんこ
4.羊文学 光るとき
5.小林私 火星ソーダ
6.宇多田ヒカル Gold〜また逢う日まで〜
7.七尾旅人 迷子犬を探して
8.GLIM SPANKY The Flowers
9.クリープハイプ 風にふかれて
10.UA 水色
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★徳光健治審査員賞 /千景さん (目黒校絵画コース)
★高橋紀子審査員賞 /MOEKO SUGIEさん (目黒校絵画コース)
★あづまっくす/Yumiko Shimadaさん (目黒校絵画コース)
★荒井伸佳審査員賞/後藤 久美子さん(池袋校絵画コース)
★則武弥審査員賞/MOEKO SUGIEさん(目黒校絵画コース)
★小林明審査員賞/望月咲甫さん (目黒校絵画コース)
★森下泰輔審査員賞/望月咲甫さん(目黒校絵画コース)
★クレサンジャパン賞 (梅田東豊審査員賞)/芹澤 久美子さん(目黒校絵画コース)
★村田真審査員賞/長谷川 仁美さん(目黒校絵画コース)
★池田昌弘審査員賞/篠﨑 朱美さん(目黒校絵画コース)
★吉村真審査員賞/佐久間咲良さん(目黒校絵画コース)
★笠原恵実子審査員賞/MOEKO SUGIEさん(目黒校絵画コース)
★武田律子審査員賞/譜久里 弘さん(池袋校絵画コース)
★井上 文雄審査員賞/MAHOさん(目黒校絵画コース)
★s+arts山本斐沙、山本知青審査員賞/金本 寿子さん(池袋校絵画コース)
★Leesaya李沙耶審査員賞/ナカジマ ミユキさん(池袋校日本画コース)
★住吉 智恵審査員賞/渡邊香月先生(デッサン力プラスコース主任)
★亜 真里男審査員賞/norakittenさん(池袋校絵画コース)
★佐々井智子審査員賞/PB JB KENYさん(立川校絵画コース)
★ターナー賞(田中 誠治審査員賞)/Kanako Hiromoriさん (目黒校絵画コース)
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