【“現場”を生きる ・アート社会学】第2回 講師:青山 悟「旅するミシンの社会学 : ロンドン-シカゴ-東京」
ルカノーズ横浜校/LUKA NOSE CONTEMPORARY のオープニング記念企画「“現場”を生きる ・アート社会学」
作家、批評家、研究者など、さまざまな立場からアートに関わってきた人々の悩み、迷い、ときに遠回りをしながらも、試行錯誤の末に現在のスタイルを築いてきました方々の、“現場の声”に耳を傾け、アートと社会の関係を問い直します。
今回の講座では、目黒美術館での個展も記憶に新しい現代美術作家・青山悟先生をお迎えし、スペシャルレクチャーを開催します。
これからアートの道を歩みたい方、美大生、現役作家、アート好きの社会人の方まで、どなたにも刺激的な内容となること間違いなしの一夜です。
レクチャー後は歓談タイム。ワイン片手に、直接お話を聞ける貴重な機会です。
「アートを仕事にしたいけれど、現実は?」「作品を売るってどういうこと?」そんな疑問や悩みにも、きっとヒントが見つかるはずです。
今後の予定リスト
https://lukanose.blogspot.com/2024/12/blog-post_34.html
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刺繍で描く“リアル”──
青山悟先生の作品は、まるで写真のようなリアリズムを、精緻なミシン刺繍で描き出す独自のスタイルで知られています。題材とするのは、古典絵画のモチーフや報道写真、日常の何気ない風景。それらを布の上に再構築し、労働、資本主義、ジェンダーといった現代社会の根底にあるテーマを静かに、しかし鋭く問いかけてきました。
そんな青山先生の原点のひとつがイギリスにあった中学高等学校、英国暁星国際学園。(奇遇にもルカノーズ代表のレンジ先生も同じ高校の4コ上です)
その後、ダミアン・ハーストやトレーシー・エミンらYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)を数多く輩出した、世界屈指の美術大学「ゴールドスミス・カレッジ(Goldsmiths, University of London)」へ進学。
さらに、大巨匠ジョージア・オキーフやジョアンミッチェル、現代のスター、 ジェフ・クーンズらが卒業生のアメリカ・シカゴの名門「シカゴ美術館附属美術大学(School of the Art Institute of Chicago / SAIC)」にて修士課程を修了。
こうした国際的な学びと実践の中で、多様な視点と実践を積み重ね、「社会とアートの接点」を自身の表現の核へと育ててきました。
今回の講座では、ゴールドスミスやSAICでの貴重な学びのエピソードをはじめ、美術教育のリアルな現場、そして今の創作活動に通じる体験談が語られます。
さらに、現代美術ギャラリー「ミヅマアートギャラリー」での活動、オーナー三潴末雄氏との出会い、アーティストとしてギャラリーとどのように協働していくのかなど、現場のリアルな話題にも踏み込んでいきます。
「アートと社会の関係をどう考えるか」
「作品を“売る”とはどういうことか」
「グローバルに活動するとはどういうことか」
第一線で活躍する青山先生がそんな問いに向き合いながら、実体験に基づいて語ってくださる貴重な講座です。
青山悟 現代美術家
ロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を 1998 年に卒業、2001 年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い作品を制作している。
🗓 開催概要
日時: 6月27日(金)19:00~21:30
(予定:レクチャー約90分+質疑応答&歓談)
場所: ルカノーズ横浜校
参加費: 6,600円(税込)
(ワイン・ソフトドリンク付)
※ルカノーズ会員:チケット1枚+差額(差額は翌月の月謝に反映されます。例:月2回コース…2200円、月3回コース…3000円、月4回コース…3300円)
定員: 15名(要予約)
🎟 ご予約
・一般参加:お申し込みは、オンラインショップでチケットをご購入ください。
・ルカノーズ会員:通常のレッスン予約画面からご予約いただけます。ご希望の「店舗(校舎)」「日時」をお間違い無いようお申し込みください。
※お申し込み時はチケットを1枚消費し、講座翌月の月謝口座振替にて差額が引き落としされます。
※違う校舎に所属している方もお申し込みいただけます。
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■キャンセルについて
会員/一般参加者ともにキャンセルのお受付は開講3日前までです。
それ以降はキャンセル料が発生いたしますのでご注意ください。
↓下記のキャンセルポリシーを必ずご一読いただき、ご了承の上でお申込みください。
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※参加者が開催日の3日前に最少催行人数の5名に満たない場合、開催が延期もしくは、中止になる場合がございます。ご了承下さい。
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