新講座のご案内【超入門シリーズ|現代アートを学ぶ名著】
【超入門シリーズ|現代アートを学ぶ名著】
同時代のアートを考えるため、アーティストやキュレーター、批評家が集い、2006年に発足したプラットフォームCAMP。そのCAMPを主宰する井上文雄さんとルカノーズが、スペシャルコラボを開始です。
第一回目は、美術批評家の椹木野衣(さわらぎ・のい)さんの名著『日本・現代・美術』(ちくま学芸文庫、2025年)
レクチャー解説は、以前、「美術批評家グリーンバーグ講座」を担当してくださった筒井宏樹先生(近現代美術史研究)
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「日本の現代美術」は、本当に歴史として語れるのか?
美術批評家・椹木野衣(さわらぎ・のい)の『日本・現代・美術』は、
戦後から1990年代半ばまでの日本美術を、
単なる年表や「通史」としてではなく、
日本という「悪い場所」で生まれた表現の基礎から問い直す一冊です。
藤田嗣治や岡本太郎から、60〜70年代の前衛、
そして90年代の表現までをたどりながら、椹木は問いかけます。
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この国に「前衛」は本当に存在しえたのか
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なぜ日本では、同じような問題が何度も反復してしまうのか
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「悪い場所」としての日本で、美術はどんなかたちを取ってきたのか
『日本・現代・美術』は、
作品の解説を並べる「やさしい美術史」ではありません。
むしろ、美術をめぐる歴史そのものの成り立ちを疑い、
私たちが立っている場所をもう一度見つめ直させる、
戦後日本美術批評のマイルストーンです。
今回のレクチャーでは、近現代美術史研究の筒井宏樹先生が、この難解と言われる本書を、
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何が新しかったのか
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どのような問題提起を行ったのか
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なぜ今も読み継がれているのか
という観点から、ていねいに読み解きます。
現代アートを「日本」という場所から考え直してみたい方に、ぜひ聞いてほしい講座です。

【 講師プロフィール 】
筒井宏樹(つつい・ひろき)
近現代美術史研究/鳥取大学准教授。1978年生まれ。著書に『イラストレーター毛利彰の軌跡:鳥取美術と戦後日本のイラストレーション史』(毛利彰の会、2019)。編著に『スペース・プラン:鳥取の前衛芸術家集団1968-1977』(アートダイバー、2019)、『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013)ほか。共著に『梅津庸一 クリスタルパレス』(ライブアートブックス、2024)、『梅沢和木 Re:エターナルフォース画像コア』(CASHI、2018)ほか。企画した主な展覧会に「スペース・プラン記録展」(ギャラリー鳥たちのいえ、2018)、「であ、しゅとぅるむ」(名古屋市民ギャラリー矢田、2013)ほか。
【 企画 】
井上文雄(いのうえ・ふみお)
オーガナイザー/CAMP代表 。同時代のアートを考えることを目的に「CAMP」を2006年に設立し、アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを開催している。その他の最近の活動に、アートの環境の向上を目指すネットワーク「art for all」(2020年~)、「東京大学|文化芸術におけるSDGsのためのファシリテーター育成事業」(2020年度~2022年度)など。
【 開催概要 】
日時:2025年12月13日(土)19:00〜21:00 ※開場は18:50
場所:会場(ルカノーズ・コンテンポラリー横浜校)+オンライン(Zoom)
講師:筒井宏樹(近現代美術史研究/鳥取大学准教授)
定員:会場(20人)+オンライン(20人)
<受講料>
【会場受講+アーカイブ視聴】4400円(税込)
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ルカノーズ・コンテンポラリー横浜校
神奈川県横浜市西区岡野1丁目15-9 山田ビル2F
JR「横浜駅」から徒歩約10分
https://maps.app.goo.gl/9VrdomDhPQrhCEbW6
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【オンライン受講+アーカイブ視聴】4400円(税込)
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Zoomミーティング(URLはお申込確認ができ次第お送りいたします)
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※会場ではレクチャー終了後、30分程度の交流会を予定しています
※受講者はアーカイブを2026年1月末まで視聴可能
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【ご予約方法】
・一般参加者の方
下記のルカノーズ オンラインショップから参加チケットをご購入下さい。
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・ルカノーズ生徒の皆様
通常のレッスン予約画面からご予約いただけます。
※「店舗(校舎)」・・・【横浜校】を選択してください。(違う校舎に所属している方もお申し込みいただけます)
「会場受講」「オンライン受講」をお間違い無いようお申し込みください。
※お申し込み時はチケットを1枚消費し、講座翌月の月謝口座振替にて差額(月2回コース…0円、月3回コース…800円、月4回コース…1100円)が引き落としされます。
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★キャンセルポリシー★
必ずご一読いただき、ご了承の上でお申込みください。
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