アーカイブ授業映像リスト

これまでルカノーズで開催されたオープンカレッジのなかで、アーカイブ視聴可能なリストです。


★受講チケット・・・各動画を1枚でご視聴いただけます。
※タイトル講座のみ、講座費用3300円を口座振替にて支払い/またはチケット1枚使用かをお選びいただけます。
※追加受講の場合、レッスン1回分の料金(月謝の回数割)を月謝に追加でお引き落としいたします

★視聴期間・・・2週間

★お申し込み方法

以下を明記の上、メール(info@lukanose.com) または公式LINEまでご連絡ください。
・氏名
・「(視聴希望の講座名)」視聴希望
(・タイトル講座のみ、支払い方法を口座振替/チケット使用かご記載ください)

②ご記載いただいたアドレスに講義映像URLが送信されます。

注)録画映像は会員のみ視聴可能ですのでリンクの転送、ダウンロードは厳禁でお願いいたします。


 ★オンライン 映像授業リスト★


『タイトル講座』菊池 遼 
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例えば、誰もが知っているダ・ウィンチの作品「モナ・リザ」のタイトルが、実はダ・ヴィンチ本人がつけたものではないということはご存知でしたか?

昔は美術作品に「タイトル」をつけるという慣習が存在していなかったのです。

現代では、美術作品に「タイトル」をつけることはもはやルールとなっていますが、美術作品に「タイトル」をつける慣習は「いつ・どのようにして」生まれたのでしょうか。あるいは、その「機能」はどのようなものなのでしょうか。

このレクチャーでは、そうした美術作品の「タイトル」にまつわるお話をしていくことで、みなさんに美術作品における「タイトル」の背景を理解してもらい、自分の作品に「タイトル」をつけるための足掛かりを手に入れてもらうことを目的とします。

ブログ記事:https://lukanose.blogspot.com/2024/07/open-college.html

■再生時間:約 1時間15分



『美術評論家とは? / クレメント・グリーンバーグ講座』筒井宏樹 
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「そもそも美術評論家って何なの!?どんな立場?美術の歴史とどのように関わってる!?」と思ったことはありませんか?

鳥取大学准教授である筒井宏樹 先生をお迎えして、20世紀なかばのアメリカ現代美術に最も影響力を与えた美術評論家として知られるクレメント・グリーンバーグについて語っていただきます。

美術評論家の基礎知識的なお話から、世界を席巻したアメリカ抽象表現主義にまつわる話マニアな話まで、普段の授業ではなかなか聞けない貴重な内容になることでしょう!!

ブログ記事:https://lukanose.blogspot.com/search?q=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0


■再生時間:約 2時間

■受講者の声:

「自分で読もうとしても難しくてよくわからないグリーンバーグの批評をわかりやすく解説していただき面白かったです。」

グリーンバーグが美術史の悪役になってきているというのは初めて知りました。こんなに語り継がれている偉大な批評家でも、その評価が良いものばかりではないというのはとても面白いです。」

「マイケルフリードやロザリンドクラウスがどのようなグリーンバーグ批判をしてどのような批評を展開していくのか興味があるので、是非第二回もお聞きしたいです。」





『ピカソ「神とダイヤモンド』1st.stage必修 / 三杉レンジ ***************************


名画には法則があった!!

ピカソ以降、現代までの名画を見ていくと、ある共通の法則が見つかります。
ピカソはセザンヌとアフリカ彫刻から美の法則を紡ぎ出し、マチス、シャガール、クレー、ミロ、ローランサン、その後の抽象画家たちが踏襲していきます。

20世紀名画の殆どがこの法則をベースに描かれているにもかかわらず詳しく記載されている本が見当たらない。
そして、この法則、現代絵画のみならず、雪舟、尾形光琳、横山大観などの日本の名画にもピッタリ当てはまります。

ピカソが発見し、美術界に革命をもたらした100年後の現代でもまだまだ主流である名画の法則にご興味ある方はどうぞ!

■再生時間:約 1時間30分

■受講者の声:
「退屈することなく、最後まで視聴させて頂きました。ピカソだけではなく、他の作家や作品についてもご説明があり、分かりやすかったです。」

後期印象派以降、詳しい美術史の流れを知る事がなく、現代アートへの繋がりがイメージできました。」

図と地について、具体的な絵画の作例を見ながら説明を聞く事ができたので、わかりやすかったです。」

「歴史や流れを知ることで、作品に反映させて深みを出していきたいと思いました!」

「とてもおもしろかったです。写真の登場と絵画の意義について興味がありましたのでとても勉強になりました。」

「わかりやすい解説と多くの参考写真で視覚的にも理解しやすかった。」




「文化受容史としてのデッサン教育」荒木信也 **********************


 長らく美術の基礎とされてきた石膏デッサン。
今日でも、いくつもの美術大学では入試の実技課題として出題され、専門学校の授業で使われています。
また、漫画やイラストレーション分野でも、石膏デッサンが基礎訓練として重視されています。

 この現象は、様々な問いを私達に投げかけます。
なぜ石膏デッサンが基礎訓練として受容されたのか、そもそも基礎とは何か、デッサンとは何か、元ネタである古代彫刻とは何か。
これらの問いを掘り下げていくと、西洋社会のある一時代の芸術作品が、世界的な美術の基礎として普及していく、壮大な文化受容史が幕を開けます。
同時に、一つの芸術形式が基礎になってしまったことによる弊害も見えてきます。

 この講義では、日本のデッサン教育の歴史を、西洋社会での古代彫刻の受容史から再考察し、さらにそこから現代のホワイト・ウォッシング問題へと接続します。

■再生時間:約 1時間15分

■受講者の声:
「解説も視点もとにかくおもしろく、あっという間の1時間半でした。」

「ホワイトウォッシュについての考察が大変興味深く、勉強になりました。既にある定説に疑問を投げかける姿勢は、美術界においても大切なのだと感じました。」

「石膏デッサンが人種差別的な意味合いもあるのかも…というのに驚きました。知らないうちに洗脳されているのかと思うと恐ろしいです。」

これまであまり疑問を感じずに受け入れてきた石膏像に、様々な事情や因縁があったことを知り、驚きや発見がたくさんありました。
お話もわかりやすく、面白くて、聞き入ってしましました。もっと石膏デッサンに否定的な内容かと勝手に思っていましたが、荒木先生ご自身が客観的・中立的な考えをお持ちで、とても心地よく素直に聞くことができました。聞いた人それぞれがいろいろな捉え方や見解を持てる内容だったように感じます。」




ベネツィアビエンナーレを旅しよう!」武田律子 
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 ベネチア・ビエンナーレの国別パビリオンでは各国の「推し」の現代美術作家に、ビエンナーレの企画展では時代の最先端の作品または再考すべき過去作品に触れることができます。

 武蔵野美術大学や東京工芸大などで講師をしている現代アーティストの武田律子先生。
10回連続で訪問したビベネチア・エンナーレの鑑賞報告とともに、初めての人にも楽しめるような旅の計画、費用、ベネチアの街歩きなど、、<武田律子先生流ベネチアの楽しみ方>をお楽しみください!


■再生時間:約 1時間55分




日本美術史ダイジェスト講座山内舞子 
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「如来像?釈迦像?」
「ゴッホの絵の中に浮世絵がなぜ?」
身近だけれど、イマイチ知らないことが多い日本の美術😅
美術館に行ってもどう見ればいいのかわからない😭

そんな方に、すぐに使える日本美術の「ツボ」をお伝えいたします!!
日本美術を鑑賞するうえで欠かせない「用語」や、「仏像の見分け方」など、
美術鑑賞がさらに楽しくなる、速攻使える美術知識が満載!
また鑑賞方法についてだけでなく、「日本の美術がどう研究されているのか」、
「日本と海外の科学研究から見る美術」など、少し変わった角度からも日本美術について覗き込んでいきます!


■再生時間:約 2時間20分/追加収録 約 35分

※チケット1枚で追加収録までご視聴いただけます。

受講者の声:

「構成が明確で、説明も必要なことをわかりやすく教えていただき大満足でした。」

「範囲が大きいお陰で、この長い日本美術史の中で、自分はどの部分に興味があるのか、しっかり自己理解できるようになりよかったです。」




「アフター・リチャードセラ」笠原恵実子
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『動詞のリストverb List』(1967-68)

1970年に開催された『物質と人間展』には、時代を体現する欧米及び日本の先鋭アーティストたちが参加していました。

リチャード・セラもその一人で、『To Encircle Base Plate Hexagram, Right Angles Inverted』(1970)は出品作品の一つでした。

この作品は展覧会後廃棄されそうになっていたものを、多摩美術大学の学生たちがセラより譲り受け、大学に持ち運んだという面白い経緯を持ちます。

一方、同時代に制作されたドローイング作品『Verblist』は、物理的な彫刻とは対照的に、「行為」を介在させアートを拡張していくための、無限の可能性を秘めた動詞が書き連ねられた作品です。


本授業では、70年代初頭に作られた『To Encircle・・』と『Verblist』の二作品を起点とし、公民権運動・ベトナム戦争反対運動などが活発であった時代から、規制や監視が日常化した現代において、アートはどのように拡張し、人々と関わるのか?その問いを考察していく制作体験プロジェクトでした。

こちらのアーカイブ映像では、60年代後半から70年代初頭の時代背景や当時のアート作品を紹介。60年代後半から70年代初頭における現代美術を紐解ける講座です。



■再生時間:1/2回目 約 1時間30分
      2/2回目 約 1時間55分

※チケット1枚で2/2までご視聴いただけます。

■受講者の声:
「こんな世界があったんだ、とジワジワと心に入ってくるワークショップ・講義でした。
さらに余韻が素晴らしく、アフターリチャードセラにすっかりと魅了されております
作品を作っていく過程で、参加者の皆とだんだんと一体感が生まれていく余韻や緊張感や空間の雰囲気も私好みでした。」




「個性炸裂?エコール・ド・パリの画家とその時代」吉村 真
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「モンパルナスの灯」や「ミッドナイト・イン・パリ」と、映画にも登場するエコール・ド・パリの画家たちは、ここ日本でも広く親しまれています。

しかし一人ひとりが「個性的」であるゆえにまとまった研究は少なく、全貌はよく知られていないというのも事実。

本講座ではモディリアーニ、フジタ、ローランサンといった人気画家からマイナーな作家まで紹介しつつ、お互いの交友やライバル意識、影響関係を探り、彼らの生きた時代のリアルに迫ります。


■再生時間:1/2回目 約 1時間50分
      2/2回目 約 2時間5分

※チケット1枚で2/2までご視聴いただけます。

受講者の声:
自分で探したら決して見ることのできない様々な絵画や、今では名が残っていないけど当時の重要画家など、とても貴重なことを伺えて有難かったです。また、ナビ派がとても好きになりました。

「エコールドパリの時代背景や、画家同士の関わりなども分かり、興味深かったです」

「アーティスト間の作品や時代違いの作品を比較したスライドが多かったので、講師の方の言いたいことが視覚的にも非常にわかりやすかったです。プリミティブビズムというキーワードについて、MoMAの展覧会の話は知っていたが、ドニのエピソードは知らなかったので、とても勉強になりました。」




最短で美術史を把握する!「美術史は連載継続中の物語」
【第1回~第3回】

三杉レンジ 
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洞窟壁画から現代アートまで、絵画の進化(文脈)を一気に見ることで、全体の流れや美術進化の驚きの法則に気づきます。

まずは浅く大きな流れを理解してから、
興味のある内容をそのスキマに入れていく、、

そうすることで無理なく楽しく、すべてがリンクしていく。。
そういったことをお伝えします。

また「時代の典型画」をピックアップし、その時代の絵画の典型的な特徴を学びます。
それによって、どのような名画を見ても、その制作年を言い当てられる能力が身に付きます!

難解な現代アートも、美術史の文脈を知ることで一気に楽しく見られるようになります(^^)/

【第1回(古代から19世紀末まで)】

【第2回(ピカソから1970年代アートまで)】

【第3回(完結/現代編)】

※各回チケット1枚でご視聴いただけます。

※一度に第3回までご視聴いただく必要はございませんが、美術史順に学んでいただきたいため、ぜひ第1回から順にご視聴ください。


■再生時間:第1回 約 2時間10分
      第2回 約 1時間55分
      第3回 約 1時間55分

■受講者の声:
クイズ形式で作品の年代をあてる。その根拠を話せることで「絵が読める」という設定がわかりやすく、納得感がありました。
取り上げている作品も見たことのある馴染みを感じてもらえるものが多く入っていて、初心者でも興味を持って聞けると思います。」

「ダミアン・ハーストのどくろの意味を再確認できたり、またセザンヌの他視点と浮世絵の関係などもわかりやすくて興味深かったです。」

これまで断片的な知識しかなかったので、時間軸に沿って、どういう背景があって変遷して行ったのかがわかり、とても面白かったですし勉強になりました。
レンジ先生が、美術館で絵を見てどの時代の作品かがほぼズレなくわかるとおっしゃってたのを聞いて、私も今日の講義を踏まえてその視点で見てみようと思いました。」

「長い美術史を、とてもわかりやすく、的確にまとめていて、頭の中の整理ができました。ルカだけで見るのにはもったいないくらいの内容です。ありがとうございました!」

現在美大に通っている学生さんも聞いたら良い学びになるのではないかな、と思いました。
美術史を所々つまみ食いで学ぶのでは無く、流れで学ぶ事が出来るので自分達が制作している現代の美術界での立ち位置?的なものが理解し易く、これから自分がどの様なスタイルで制作して行くかまだ見つけられていない人にも良いヒントになるかと思います。」

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